【趣旨】
DIEPSS(Drug-Induced Extrapyramidal Symptoms Scale)は、抗精神病薬を服用中に発症する錐体外路症状の重症度を評価する目的で開発されたものであり、歩行、動作緩慢、流涎、筋強剛、振戦、アカシジア、ジストニア、ジスキネジアの個別症状8項目と概括重症度1項目の全9項目で構成され、0~4の5段階で重症度を評価します。高い評価者間信頼性が示されている評価尺度です。
当学会では、設立当初より各地でDIEPSS講習会を開催してきましたが、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い日本精神科評価尺度研究会の協力のもとWebトレーニング形式に変更し、現在に至っています。
今回、およそ5年ぶりの現地開催を行うことになります。講師の稲田俊也先生による解説を現地で聴講できること、また日常業務で生じた疑問を直接質問できることは大変貴重な機会になります。また、受講後は患者さんを観察するポイントが身に付きますので、今後の業務に役立つものと考えています。
皆様のご参加をお待ちしております。